「選挙出前授業・模擬選挙」とは選挙管理委員会と教育機関が連携して実施する選挙の体験プログラムのことです。
最近の選挙では、投票率が低迷しており、特に若年層の投票率は低い状況にあります。選挙権がない年齢のうちから、児童・生徒の選挙の知識・関心を深め、投票意欲を向上させる必要があります。
そのため有効な手段の一つとして、選挙出前授業・模擬選挙があるのです。
選挙出前授業とは?
選挙管理委員会の職員等が、小中高校・大学、専門学校等の教育機関に出向き、選挙の仕組みや意義、投票の仕方等、選挙や投票について講義するものです。
講義内容は、実施する学年や学校にあわせて行います。
模擬選挙とは?
模擬選挙は、選挙管理委員会と教育機関が連携して実施する、選挙の体験プログラムのことです。
模擬選挙のテーマは、実施する学校や学年によりさまざまです。
小学生では、給食のメニューや卒業文集のタイトルなど、自分達に身近なことがらをテーマにした模擬選挙が人気です。また、中学生・高校生になると、判断能力を高めるために、実際の選挙と同様に政策的なことがらをテーマにします。